Cocosのパッケージ区分がよくわからない

     最近Cocos2d-jsを弄り始めたのですがGUIのパッケージがいろいろあって違いがよくわかっていません。以前CocosStudio(Version3.1)というGUI環境でスプライトシートの作成が出来ていたのですが、なぜか自分の環境で新規プロジェクトの作成が出来なくなってしまいました(コマンドラインでの開発cocos newは問題なく使えます)。新たにCocosCreatorが出てきたことと関係しているのかどうかわかりませんが、スプライトシートを作るだけならTexturePackerだけあればいいので1年間のフリーライセンスを取得することにしました。cocosについてはまた別の記事をいつか書こうと思ってます。

    ブロガーライセンスの取得の手順が変わった?

     TexturePackerの一年間限定のフリーライセンスの取得に関して検索してみると昔のもの(TexturePackerの1年ライセンスキーを無料でもらおう)が多く、昔は申請後にライセンスキーがメールで送られてくるだけだったようですが、今は一手間増えて申請が認められたら自分のブログに認証キーを書き込んで、ブログ所有者本人であることを確認後にライセンスキーが送られてくるような手順になっているみたいです。こちらの記事を参考にしました。
     過去に実際に申請をした人たちの記事を読んでいたら対応はまちまちのようで一週間返信がなくて再度申請したら通ったとか、すぐにライセンスキーが送られてきたとか、ブログを褒めてもらえたとか、いろいろなパターンがあるようです。自分の場合もちょっとしたやりとりがありました。
     まず申請の意思の確認のためのメールが送られてきました。

    Please confirm your subscription to TexturePacker Blogger License
    Thanks for your interest in TexturePacker Blogger License,
    You signed up for the newsletter on www.codeandweb.com. The newsletter contains: Getting started with the free blogger license for TexturePacker, SpriteIlluminator and PhysicsEditor..
    Please ignore this mail if you did not signup for the newsletter. You only receive the newsletter if you confirm the subscription by clicking on the button below.
    You can unsubscribe from receiving mails at any time.
    Best
    Andresa

     次にブログ所有者本人かどうか確認したいのでどこかのページにこのコードを書き込んでくれと言われました。書きこんだ後に通知するためのリンクボタンが付いています。

    Hi OOOOOO,
    you’ve requested a license for TexturePacker.
    Congratulations: Your blog qualifies for a free license!
    Please verify that this is really your blog by adding the following code somewhere on the blog page.
    TP:XXXXXXXX
    You can remove the code in about 1-4 days. Click on the button below after you’ve added the code.
    Best
    Andreas

     送られてきたコードをブログのどこに書けばいいのかよくわからなかったのですが、以下のようにトップページ(https://happyclam.github.io/index.html)にコメントとして書き込んでリンクをクリックしました。

    <!--
    TP:XXXXXXXX
    -->
    

     そしたら数日後に前回と同じ内容のメールが届きました。どうすればよかったのかよくわからなかったので「トップページにコメントとしてコードを書きこんだけどこれじゃダメなの?」と返信したら「あ〜コメントになってたので気づかなかった」という返事とともにすぐにライセンスキーが送られてきました。

    Hi OOOOOO,
    you requested a license for TexturePacker:
    TexturePacker: TP-XXXX-XXXX-XXXX-XXXX
    Have fun with the license. I would be happy if you would write blog post about my tools in return.
    Please let me know if you write a tutorial or review - we might link back from our tutorials page.
    Kind regards Andreas Loew

     私はどうすればよかったのでしょうか?まず、私が少し誤解していたのが、前述の日本語の紹介記事や他の申請した人の記事を読んで、レビューや紹介記事を書くことは必須ではないと思い気軽に申請したのですが、向こうとしては記事を書いてそこにコードを埋め込むことを期待していたのかもしれません(それにしても誰もが見えるところに意味不明の認証コードを表示するの?)。確かに本家サイトの申請ページにも必須ではないとは書かれていますが、運用方針が変わったのかもしれません。あまりにも売上に繋がらなくて嫌気が差してるとか:sweat_smile:。ライセンスコードとともに送られてきたメールの「記事を書いたら連絡してね」という文言とともに付けられていた「tutorials page」のリンクも404エラーになっていました。
     それとこういう手続は自動でスクリプトが処理していると思っていたので、サイトのページをパースして文字列検索でもしているのかな?とか勝手に想像していましたが、CEO自身が記事を読んでいるようですね。CEO自身からメールの返信が来たことにも驚きました。日本なら手作業で申請の対応をするにしても、若手の担当者にやらせていることでしょう。
     厚かましいかもしれませんが、こちらとしてもTexturePackerがどうしても必要というわけでもなく、数種類の画像をドラッグ&ドロップしてスプライトシートを作成するだけなので、非常に多くの機能は私にとっては持て余し気味で、レビュー記事を書くほど使い込んでもいないし現時点では購入する気にはなれないんですよねぇ。最終的には「感謝して使わせてもらいます」と返信しましたが、それほど多くの画像を使う予定もないし、そもそもが購入した本のサンプルコードでスプライトシートを使っていたから真似をしただけという状態ですから、もう少し使ってみてから購入するかどうか決めようと思います。
     このAndreasっていうCEOはQ&Aサイトとかでも積極的に回答したりしているようで、未だにパソコン操作出来ないような人がIT企業の社長やってたりする日本とは大違いですね。