またGoogleからの理不尽なメール

     Googleから税務情報の更新を促すメールを貰って、取り敢えずReader Revenue Managerを使うのを止めました。Reader Revenue Managerと言うのは以前このブログにアクセスすると「支援していただけると励みになります」とダイアログ表示されていた、所謂投げ銭機能のことです。

    メールの内容

    Google に登録されているお客様の税務情報は 2024年12月31日 に失効します。現在のフォームが失効すると、Google は新しい税務フォームが承認されるまで、お支払いから最大 30% の源泉徴収を行うか、お支払いを完全に保留する場合があります。お支払いが期日前に処理され、適切な税金の源泉徴収(該当する場合は最大 30%)が行われるように、税務情報を速やかに更新してください。

     税務情報の更新を怠ると「最大 30% の源泉徴収を行う」は理解できるのですが、「お支払いを完全に保留する場合があります」と書かれています。税務情報を更新しないと「高い税率になるよ〜」というのは分かるのですが、なんで支払いを保留するのでしょうか?こちらとしては高い税率でいいから徴収して残りを振り込んでくれればいいと思っているのですが、何の権限があって支払いを保留するのか分かりません。利用規約上にそのような契約があったとしても日本の法律だと無効になるはずですがどうなんでしょう?
     以前は税務情報の登録はWeb上で簡単に出来た記憶があるのですが、今回は何やら役所から書類を取り寄せる必要があるみたいで、詳細をGoogleに問い合わせようとしてもなかなか目的のリンクに辿り着けなかったり、要領を得ない回答が返って来ます。仕方がないので[新規フォームの申請]リンクをクリックすると以下のようなダイアログが表示されます。

    i新規フォーム申請

     「以前送信したフォームは削除されます」!!こういう後戻り出来ないGoogle流のUIが罠なんですよねぇ。ここで[新規フォームの作成を開始]を選んで、面倒くさい作業を強いられて途中で止めたりすると、「税務書類が提出されてない」と言われてまた「アカウント削除するぞ!」と脅されるかもしれませんので、取り敢えず[キャンセル]して今回は放置しておこうと思ってます。「Googleさん、どうぞ高い税率でいいから徴収して下さいよ?」、「何で税金徴収せずに全額ガメるの?」って言いたいです。

    面倒臭い以外の止める理由

     そもそもAdSenseReader Revenue Managerも小遣い稼ぎが出来ればいいなぁという軽い気持ちでやっていたので、多くのコスト(時間)を掛けるぐらいなら止めようと思ったのが止める理由ですが、もう一つ、もしReader Revenue Managerを有効にしたままGoogleに支払いを保留されるとReader Revenue Managerを使って寄付して頂いても私はそのお金を受け取れないわけで、寄付していただいた方の意志が履行されないことが問題です。
     寄付してもGoogleにお金が入るだけで私は受け取れないとなると寄付していただいた方も被害者です。そしてそうなることを予見していながら放置しておくことは良くないと思うので、来年どうなるか分かりませんが被害が拡大(そんな心配は無用だとは思いますが)しないためにも、メールを受け取って早々にReader Revenue Managerの利用を止めました。という訳ですので寄付していただいた数人の方々は「あれっ!寄付してあげたのにどうなったの?」と 思われてるかもしれませんが、今後もブログは続けていきますのでご了承下さい。
     以前の記事に書いたようにGoogle Playにも不満がありますし、今後は出来るだけGoogleとは距離を置いて行こうと思ってます。

    Kindleはその都度入金

     GoogleのAdSenseAdMobReader Revenue Managerも一定金額になるまで支払いは保留されています。そのことについてはこちらも了解済みですので文句はありませんが、Google程の大企業だとその保留分の金利だけでもかなりの儲けになるでしょう。それに対してAmazonのKindle Direct Publishingで出版した本の売上はその都度入金されます。振込手数料とかはどうなってるのか知りませんが、この点はAmazonはまともですね。Kindleに出品しているこの本380円ですが、一冊売れるたびに私の口座に121円振り込まれます、さっきAmazonはまともだと言いましたが、ボリ過ぎだろ!