予定通りブルホーンに
前回の記事で固定ギアに初めて乗って転倒したことを書きましたが、家で自転車をよく見るとハンドルグリップが破けてハンドルバーが一部剥き出しになってました。いずれはブルホーンハンドルに交換するつもりだったのですが、丁度いい機会だから早速交換したのでその顛末を書きます。
自転車購入時に付けたもの
FujiのStrollはペダルはデフォルトで付属していますので、あとは購入時にRITEWAYのキックスタンドとFuji製の固定ギア(17T)を付けてもらいました。Strollはチェーンステイ部分に最初からキックスタンド取り付け用の穴があいているので、それを利用しない手はないですね。固定ギア(コグ)の方はネジ切り式ではないようで、Amazonとかでコグを買って自分で交換するようなことは出来ない?みたいです。ロード用のスプロケット外す工具なんかとも少し違う工具が要るみたいだし、自分でメンテする気はなくなりました。
コグの歯数は15Tから18Tまで選べるようですが軽めの17Tにしました。スキッドポイントが多い点でも奇数の17Tが良いみたいですが、軽めのギアでどれぐらい坂道を登れるのか、どれぐらいの山に登ることが出来るのかに興味があったので軽めにしたのですが、街なかにある歩道橋を登ってみた感じでは、とても山を登るなんて無理だなぁって感想です。でも、いつかは試してみると思います
フラットバーが嫌なわけではないけど
購入時はStrollに元から付いているフラットバーハンドルもカッコイイと思っていたのですが、京都で購入して大阪までフリーギアのまま乗って帰ってきた(約30km)時に、なぜか手のひらが痛くなりました。昔IDIOM2をフラットバーで乗っていた時も手のひらが痛くなった記憶があるので、もしかしたら肩幅より広く手を広げて前傾になるのは手のひら(人差し指の付け根辺り)への負荷が大きくなるんじゃないか?なんて思ってます。上の写真の手のひらを負傷した時も、どこかに打ち付けて負傷したのではなく、グローブとハンドルグリップのブツブツとの摩擦で擦りむけたのだと思います。なので買ったばかりの自転車ですが、480mmという長いフラットバーは止めて交換することにしました。
購入したのはNITTOのRB-006(380mm)ショートブルホーンハンドルで、シンプルでわずかに両肩下がりなのが気に入りました。ロードもミニベロも380mm使ってたし、幅広のハンドルより自分には合ってそうで、大阪市内まで出かけてトータル50km程乗りましたが手は痛くならず快適でした。
ブルホーンはトラック競技が発祥
諸説あるようですが、ブルホーンハンドルはトラック競技から生まれたそうです。トラック内で使用される自転車は、誰かが急ブレーキを掛けたりすると危険なのでブレーキは付いていませんが、ブルホーンハンドルも本来ブレーキを使わない人達が使いだしたそうです。
私は以前の記事でブルホーンハンドルの角の部分を握りながらフルブレーキ出来るようにIDIOM2をカスタムしたことを書きましたが、そういう使い方のほうが邪道だったわけですね。街乗りに使うのならこのStrollも角の部分にブレーキを移動した方が使いやすいかもしれません(ブレーキレバーの交換が必要)が、とりあえずピスト仕様で今のままハンドルバー部分に置いて使おうと思います。そしてなるべくブレーキを使わなくて済むぐらいピストバイクを乗りこなせるようになれるのが理想です。でも実際街なかでピストに乗っている人によると、スキッドはブレーキの代わりにはならないしブレーキも頻繁に使うそうなのであくまでも理想ですね。
あと、ブルホーンバーの角の部分を握っていたほうがスキッドもやり易いそうなので、主に河川敷の自転車道などの安全なところで練習しようと思ってます。
スレッドステムはハンドル交換が面倒
「スレッドステム ハンドル 通らない」とかで検索すると苦労話がいろいろ出てきますが、ロード系のアヘッドステムと違ってスレッドステムの場合はハンドル径が合っていても取り付けできないハンドルがあるようです。事前にそのことを知っていたのでカーブが少なくてシンプルなハンドルを選んだのですが、それでも初めてのスレッドステムのハンドル交換は手間取りました。
まずハンドルの中心部までステムに差し込みます。中心部(クランプ径25.4φ)は太くなっているのでハンドルを押し込んでもステムの穴に入りません。下の写真のようにマイナスドライバーをステムの開口部に差し込みながら、梃子の原理を使ってグイッとステムの穴を広げてハンドルを回しながら押し込んでいきます。この時ハンドルをグリグリと左右に回すのではなく、回しやすい方向がある(たまたま?)と思いますので一方向にグルグルと回転させながら差し込むようにするとゆっくり入っていきました。ハンドル中心部にギザギザの滑り止めの溝が切ってありますが、この溝は一方向に引っかかるようになっている?みたいで、グルグルと同じ方向に回して押し込むのがコツみたいです。私は最初グリグリと回す方向を変えながら押し込んだせいで写真のようにNITTOのロゴの周りに細かな傷が付いてしまいました。
やはりストラップも付けてみる
ストラップ付ける気はなかったのですが長い下りを走っている時に、ブレーキを使わずに足の力で減速(エンジンブレーキみたいなものですね)してみようと思い足を踏ん張ろうとするのですが、ペダルの力に負けて全然出来ません。そして、ペダルが回る力に負けて足からペダルが外れて、片足が宙に浮いたままペダルがグルグルと回る状態になります。ブレーキがあるので減速してまたペダルに足を乗せることは出来るのですが、片足しかペダルに乗っていない状態ってのは非常に不安定で、その状態の時に道路に段差でもあれば転倒するかもしれません。これは危険だなぁと感じたのでこれからはストラップでペダルに足を固定することにしました。トリックをするためだけではなく、ピストに乗るときはペダルに足を固定していた方が安全なのかもしれません。ペダルストラップ使えば減速もやり易くなるでしょうし、様子見ながら慣れていこうと思います。
通販でペダルストラップ(WellgoのW-8
)を購入したのですが、Strollに付いていたペダル(WellgoのC128DJ
)には付けられないようです。ストラップを通す穴が片側にしかありませんし、その穴も小さすぎてストラップが通りません自転車購入時に店の人に確認したときは「ストラップ付けられます」と返事をもらってたのですが、普通のママチャリ自転車屋さんだったのでよく分かってなかったのかもしれません。
仕方がないのでMKS(三ヶ島製作所)SYLVAN Gordito
とMKS(三ヶ島製作所)蹴返しパーツ SPIN-2(スピン2)
を購入して自分で付けました。
グレードアップしていくのは嬉しいのですが、自転車って凝りだすと意外とお金がかかるんですよねぇ
いずれはリアバスケットも付ける予定
現在買い物に使っているマークローザに何かトラブルが起きたら引退させて、このStrollにリアバスケットを付けて買い物に使おうと思ってます。リアバスケットはRITEWAY(ライトウェイ) のリアバスケットを予定しています。ネットで調べるとStrollへの取り付け実績もあるようなので大丈夫でしょう。リアバスケット付ける頃にはスタンディングやスキッドを自在に出来るようになっていればいいなぁと思ってます。買い物用のカゴ付き実用車でトリックを決めるのもアリだと思います