「HTML5+CoffeeScriptで作る 最強の三目並べプログラム」(Amazon、楽天)
個人出版してみた結果売れ行きはどうなのか、興味ある人いると思います。私自身も試しに出版してみたらどうなるだろうという好奇心で出版したようなものです。現在約2週間経ちましたが楽天で2冊、Amazonで1冊です。買っていただいた方ありがとうございました。
最初Amazonに出版して三日経っても反応無かったので楽天に出版したのですが、楽天に出してすぐに1部売れました。登録してすぐに売れたものですから、KWLの中の人が作者を励ます為に買ってくれたのか?もしかして知り合い?とかいろいろ想像してしまいました。一応匿名で出しているつもりですが、どこで身元がバレているかわかりませんから。それにしても全く宣伝せずに2週間で3部も売れたというのは自分では上出来だと思っていますが、新着ということで目にする機会があっただけで、このまま放っておいたら今後一切売れないような気もします。Twitterを使った販促や他のサイトでの販売もその効果に興味があるのでやってみるかもしれませんが、売れたかどうかより、買って読んでくれた人がどう思っているかの方が大事だと思っています。
でも、自費出版というのは昔からそういうものだと思うのですが、売れるかどうかなんてことより(もちろん売れたら嬉しいですが)自分が世に出したいから出すわけです。だからもっと言えば買って読んでくれた人がどう思ってようがそれさえも大きな関心はないという感じです。そういうわけですから出版し終えたばかりなのに、早速次の本を出す構想を練っています。なんか使命感に駆られるという感じです、たとえ誰も待ち望んでいなくても
epubの作成方法
以前にも電子出版に関して記事を書きましたが、そこではこのブログを書いているやり方と同じmarkdown形式で文章を書いてそれを何らかの方法でPDFかepubに変換して出版したいと書きました。でも、最新のpandocコマンド(1.16.0.2)で試してみても細々な不満があったのでmarkdownからepubを生成するのは諦めて、使い方を覚えるのは面倒臭くて嫌だったのですが結局MacのPagesを使って一から書くことにしました。本を書くということに不慣れなこともあって、文章だけでなく何度も構成や図表を変更するので、そういう細々とした作業は市販のソフトを使った方が楽になると感じました。以前の記事に書いたような自前でepubを作るやり方はもうこれで絶対変更しないと言い切れるぐらい文章が確定してからでないとやってられないと思います。でもそうは言ってもepubに変換してから修正したくなることが多いのですが、Pagesなら出力形式をepubに指定すれば何度でも出力できるので、ちょっと修正してはまたepubに出力するという作業が非常に楽でした。ブログ書いている分にはmarkdownの方が楽なんですけど、結局その違いは、最終出力をすぐに確認出来る状態で入力作業を進められるかどうかが大事なことだということでしょう。
「ゴールドラッシュにはスコップを売るべし」
以前の記事にも書きましたが最初はどこに出版するのかいろいろ迷っていたので、個人出版のノウハウ本みたいな電子書籍も何冊か買ってみましたが、役に立ったと思ったのは、この1冊(「電子書籍の個人作家でも、3年かければ1000冊売れる! セルフパブリッシングを楽しむ方法」)だけでした。それ以外は買って損したと思うものばかり(こんなこと言うと自分に返ってくるものですが、言わずにはいられないほど酷いものがあるんです。タイトルは伏せておきますので許して下さい)でした。今となっては特にこの本を他人にお勧めしようとは思いませんが、この本のタイトルにあるように3年で1000冊売れたそうで、宣伝費用をかけずにこれだけ売れるのは凄いことだろうなとは思います。本を売ることが目的ならこういう類の本を書くのが一番手っ取り早いような気がします。私もそうでしたが、やっぱりみんな実際にやってみた人の体験談を知りたいんだと思います。今、ゴールドラッシュと言えるほど個人出版が流行っているのかどうか知りませんが、昔に較べて気軽に出版出来るので増えていくことは間違いないと思います。ゴールドラッシュでは自分で金鉱を見つけ出すより、そういう夢を見ている人達を相手にスコップやデニムを売った方が確実にお金になるでしょう。だから今のところ考えていませんが、私も将来体験談をまとめてノウハウ本を出すかもしれません。その時は「使命感に駆られて」とか言っていたくせに小遣い稼ぎに走ったぞと私を罵倒してください。