7七将棋

    「7七将棋」アプリについて

     以前5五将棋アプリの記事で、5五将棋に桂馬を使用することに無理があることを書きましたが、7七将棋にしたことでバランス良く桂馬を使うことが出来ると思います。
     5×5から7×7に盤面が広がって実行速度的に厳しいのですが、5五将棋アプリと同じハイブリッドアプリ(JavaScript+HTML5)としてとりあえずリリースすることにしました。アプリの仕様については3三将棋アプリの記事5五将棋アプリの記事禽将棋アプリの記事も合わせて読んでいただきたいと思います。  

    ルール

    • 駒の動きは将棋と同じです。
    • 打ち歩詰め、二歩、王手放置は出来ないようにしています。
    • 先手は二段目、後手は六段目に駒を移動すると成ることができます。
    • 同一局面(手番も同じ)が4回現れると千日手でゲーム終了としています。
    • 行き場の無い駒は打てません(先手が桂馬を二段目に打ったり歩を一段目に打ったり)

    初期配置編集機能

     Version1.0.7.0からランダム配置機能と棋譜の入出力機能を廃止して、初期配置の編集機能を追加しました。編集したパターンは保存され初期配置選択画面に反映されます。3つまで保存可能です。

    初期配置編集

    • 左上のチェックマークアイコンをタップすると編集モードになります。
    • 将棋盤の空いてる場所をタップすると駒選択ダイアログが表示されるので、駒を選ぶと新しく駒が配置されます。
    • 既に駒があるマス目をタップすると駒が削除されます。
    • 持ち駒は先手・後手それぞれの駒のボタンをタップすると7枚を上限にカウントアップします。7に達した後タップするとカウントダウンします。

    初期配置保存

    • 編集モード中はメニュー操作は出来ません。盤面を編集し終えたら保存か中止を選んで下さい。保存すると初期配置選択画面に反映されます。中止を選ぶと編集は無かったことになります。

    盤面反転機能追加

     Version1.0.3.0から盤面の反転(先手・後手を上下逆さま)表示機能追加しました。画面右上の回転矢印アイコンをタップすると後手を手前にして将棋盤を表示出来ます。

    盤面反転機能

     この機能追加により今までAndroid4.4以上が動作対象機種でしたが、Android5.0以上が必要になります。

    Push通知対応

     Version1.0.2.1からPush通知を受信できます。左上右側にあるアイコンをタップすると受信した最新のメッセージを再度表示します。受信したメッセージがないときは何も表示されません。

    Push通知サンプル

    局面の評価方法変更

     Version1.0.5.0から詰み判定(ゲーム終了判定)処理を導入し、局面の評価方法を変更することによってユーザーレスポンスを改善しました。変化の多い中盤では相変わらず指し手が遅いですがお試しください。どのように変更したかアルゴリズムに興味ある方は以下の記事を参照してください。

    自動保存機能追加

     メモリ逼迫時にAndroidによってアプリが強制終了されるケースが多いので、Version1.0.6.0から一手指す毎に棋譜を自動保存する機能を追加しました。
    不意にアプリが落ちても起動後「再開」ボタンをタップすることで対局の続きが可能です。
     ※棋譜入力欄から入力された棋譜は自動保存の対象になりませんので、必要であれば棋譜出力して保存してください。
     ※万が一自動保存に失敗して何らかのエラーが発生しても、「新規開始」すれば新たにファイルが作成されるので問題ありません。それでもエラーが表示される場合は、「アプリ情報」メニューから「ストレージ」を選んで「ストレージを消去」の操作をしてください。その際には対局データは消失し各種設定も初期化されますがご了承ください。