発売日翌日にゲット

     発売日(4月10日)にはアップルストアでも入手できた人はいなかったようなので、ダメモトで梅田のヨドバシに朝一番で行ってみると幸運なことに買うことができました。開店早々Appleのブースに行くと男ばかり14、5人がたむろしていて3台の展示機に何人か並んでいました。自分は既に買うことは決めていたので試用する気もなくすぐに店員に「買えるんですか?欲しいんですけどっ」と伝えると「はい、今在庫を確認しているところです」と他の客からも質問されているらしく慌てている感じで、どういう風に対応すべきか迷っている感じでした。結局、他からも店員がワラワラと集まってきて、客たちが希望する機種を個別に聞いて在庫確認のために消えていくって感じで店に来た順番とかは関係ない感じで進んでいました。確かに購入を決めている客ばかりでも無さそうだったので順番に並んでくださいと誘導するわけにもいかなかったのでしょう。目の前で購入できている人がいるのに目当ての機種が買えなかったら辛いなぁと思いながらもラッキーなことにほどなく購入(MacBookスペースグレイ512GB)することが出来ました。自分が購入できた後はすぐに店を出たのでわかりませんが、購入できた人とできなかった人で揉めたりしたのでは無いかとちょっと心配になりました。ヨドバシとしては新MacBookに人が集まるのが意外だったのかもしれません。店に着いたとき外に行列(確認してみたところ妖怪メダル目当ての行列だったそうです)が出来ていて店員が誘導して整列させていたんですが、ヨドバシ全体の取扱商品から考えたら新MacBookなんてものはかなりマイナーなものでしかないんでしょう。

    MacBook 12-inch Space Gray 512GB

    MacBook 12-inch Space Gray 512GB

    Vaio type Pは今までで一番気に入ったモバイルPC

     2009年に発売されたソニーのVAIO type P(VGN-P90S)を今でも使用している人はかなり少数派だと思いますが、サードパーティから購入した中国製の予備のバッテリーを駆使しながら今まで使ってきました。キーボードは打ち易いし解像度はUWXGA(1600×768)というMacBookAirより広い環境でRailsを使ったWebアプリ開発機としてもドキュメント作成用としても結構満足して使っていましたが、CPUが非力なのでEclipseを使ったりandroidアプリ開発(エミュレータが重い)には使えないなと感じていました。
     私の場合Vaioは購入当初からUbuntuやLinuxMintやlubuntuに入れ替えて使っていたので、Windowsの新作モバイルPCが出る度に気は進まないけどまた購入してすぐにWindowsを削除して使おうかなんてことも考えていましたが、そこまでするほどVaioよりいいと思えるモバイルPCはなかったしiPhoneアプリの開発もやってみたいって理由もあってMacBookAirの高解像度版が出れば乗り換えようと思いながら今まで使ってきました。MacBookAir買えばいいじゃないかという人がいると思いますが、過去の経験からMacBookAir11の解像度では開発は出来ないと思っていたし、MacBookAir13は持ち歩く気はしないというか、正確に言うと持ち歩くのはまだいいんですが出先で使うときの占有面積が広いのでちょっと邪魔だなって感じです。以上のような結果として自分にとってVaioPは今までで一番長期にわたって使い尽くしたモバイルPCになりました。
     そこであまり他の人の役には立たないと思いますがあくまで自分目線でVaioPとの勝敗表を作ってみました。上の項目ほど自分が重視する点です。

      MacBook
    解像度
    キーボード
    CPU・SSD
    バッテリーの持ち
    ポインティングデバイス
    重さ ×
    邪魔さ ×
    熱(ファンレス)
    周辺機器・アクセサリー ×

    ◎…大差で勝ち、◯…勝ち、△…引き分け、×…負け

    USB機器やアクセサリー類は今後時間とともに解決していくことでしょう。まずはVaioPで使っていたような革製のケースが欲しいです。

    MacBook 12-inch and Vaio P

    新MacBookの使用感

    解像度
    ハードウェアに関しては詳しく無いのですがRetinaディスプレイになればもっと高解像度になると思っていたので1440x900は少々残念です。これならVaioP(1600x768)と大差ありません。
    キーボード
    新開発のバラフライキーボードは快適です。ストロークが浅いなんて聞いていたけどまさかDELLのXPS11(型番は知りませんがフィルムタイプ?のストローク無しのキーボード)ほど酷いものでは無いだろうと思っていた通り、自分にとっては十分すぎる打ち易さです。言われてみれば確かにちょっと浅いかなって感じで、違和感はありませんでした。VaioPも小さな筐体の割には良く出来た打ち易いキーボードだと思いますが、やはりMacBookを触った後にVaioPのキーボードを打つとその違いを痛感します。あと、キーストローク音がVaioPがペチッペチッって感じなのですが、MacBookはコトコトコトって感じで高級感があります。
    CPU・SSDスペック
    VaioPでそこそこ満足していた自分にとっては十分過ぎる速さです。比較する意味も無いのですが、同じandroidアプリをビルドしてエミュレータ画面に起動するまでVaioPだと15分!?(エミュレータは実機より遅いんです)かかる処理がMacBookだと2分で済みました。
    バッテリー
    今までは電源を確保するために仕方なくスタバを選択することも多かったので今回の買い替えでようやく電源の確保から解放されると思っていますがいつまで持つか不安です。今のところまだ出先での通常の使い方をしていないのでチェックしきれてませんが、新品の今でも動画を見るとすごい勢いでバッテリーが減っていきますので1年後には出先で電源を気にしなくていけなくなるような気がします。
     発熱に関してはもっとCPUを酷使してもいいのではないかと思うほどPC底面の温度は低いです。VaioPと比べても断然低くてまったく熱くなりません。冷たいといってもいいぐらいです。
    トラックパッド1
    今までタッチパッドと言われる入力デバイス付きのノートPCを所有していた時期もありますが、ほとんどパッドを使ったことはなくマウスを外付して使っていました。モバイルPCを買うときにThinkPad,Libretto,C1R,VaioPと選択してきたのもトラックポイント(メーカーによって呼び名が違うようですが)が使えることが大きな要因でもありました。トラックポイントのほうが使いやすい面もありますがMacのトラックパッドは機能が豊富でこれなら外付けマウスを付けなくてもよさそうです。

    まとめ

     レビューというより日記なので皆さんの役には立たなかったかもしれませんが、今のところVaioP以上に使い続けたくなるモバイルPCになるような気がしています。


    1. トラックパッドについてとVaioPとの比較写真を追加しました